議事録
2022.3.12
現在、WOMEN: WOVENからのお知らせは、クラウドファンディングの「活動報告」から発信しております。ご理解いただけますと幸いです。
ミーティング議事録(2021/11/17)
12月のイベントWOMEN: WOVEN Vol.2の開催について、登壇者2名と打ち合わせを行いました。日程を確定し、ネットワーキングタイムのテーマについて話し合いました。
クラウドファンディングにおける応援コメントに対して、個別にリプライを考えることで担当者に強い負担が生じないよう、今後どのようにリプライしていくべきかについて話し合いました。
将来のオーガナイザーの交代に備えるため、イベント時に補佐役を務めてもらうサポートメンバーを探すことで合意しました。
急遽オーガナイザーの交代を行いました。所属先での研究専念義務のため、岡崎佑香の代わりに、旧・オーガナイザーであった津田栞里が復帰することになりました。
ミーティング議事録(2021/06/03)
- オーガナイザーの交代・引き継ぎ(津田から岡崎へ)
オーガナイザーの一人である津田栞里が、岡崎佑香と交代することとなりました。これまで津田が担当していた作業を、岡崎が引き継ぐことに決定しました。
- 資金調達の進展
ゆうちょ銀行での「WOMEN:WOVEN」名義の口座開設について、手続きがどの程度進んでいるかを、オーガナイザー間で共有しました。書類提出の時点でトラブルが生じたため、前回のミーティングで立てた計画を後ろ倒し(開催日程を8月中旬から9月中旬へ)する必要があることを確認しました。
- Slackの移行について
哲学オンラインセミナーからの独立にあたり、Slackを新規に開設したこと、旧Slackの参加者の移行を行うことを確認しました。また、イベント開催時には、Slackで通知するだけではなく、学会のメーリングリストを利用することで合意しました。
- 次回のイベントの計画
登壇者、ネットワーキングのテーマ、日程の候補について話し合いました。
ミーティング議事録(2021/04/22)
- オーガナイザーの交代・引き継ぎ日の候補日について
5月下旬から6月上旬の間に、津田と新しいオーガナイザー候補者とで、交代・引き継ぎを行うことに決定しました。
- オーガナイザーの役割分担
オーガナイザーの交代と引き継ぎにあたり、3人のオーガナイザーの役割分担を明確にしました。事前準備、イベント当日の割り振り、イベント後の作業に関して、それぞれの仕事内容を整理しました。
- 資金調達の金額について
講演者一人当たりの謝礼とオーガナイザーの人件費とを計算し、調達すべき目標金額を設定しました。なお、現時点では原則として参加費は徴収しないこととしました。
- ネットワーキングタイムのテーマ設定
次回のネットワーキングタイムのテーマ設定について考えるために、3月のイベント参加者に回答してもらったアンケートを参照しました。その中で、「さまざまな国での大学院生活」・「妊娠、出産、育児と研究の両立」・「トランスジェンダーの研究環境」などの希望があることを確認しました。
- 今後のスケジュールについて
8月中旬の開催を目指し、そこから逆算してスケジュールを組むこととしました。6月中に登壇者2名を決定し、レクチャーを依頼し、7月上旬にはホームページ上でのイベント告知を行う予定となりました。
登壇者(永井玲衣さん、飯塚理恵さん、西條玲奈さん)との打ち合わせ議事録(2021/03/12)
オーガナイザーと登壇者間で互いに自己紹介を行いました。
オーガナイザーから登壇者へ、企画の意図と目的、当日のスケジュールとオーガナイザーの対応、Zoomでの質問受け付け方法などテクニカルな事柄、謝礼の金額について説明しました。
登壇者の方々には、ネットワーキングタイムにて可能な範囲で情報共有をしていただく(無理に個人情報をオープンにする必要はない)ことをお伝えし、録画によるアーカイブ化の可否を確認しました。
ミーティング議事録(2021/02/26)
- 今後のスケジュール設定
2020年12月中:3月のイベントの日程決め、タイムテーブル組み、ネットワーキングタイムの設定、事前準備の分担
2021年1月上旬:登壇者へのレクチャー依頼、発表タイトルと自己紹介文の作成依頼
1月中:ホームページ等を通じたイベント告知
3月中旬:参加者向けアンケートの作成
- 登壇者との打ち合わせの日程調整
ミーティング議事録(2020/12/20)
持続可能なイベントにしていくため、作業を効率化し、オーガナイザー間での割り振りを行いました。課題として、登壇者の方にも負担をかけないようにするため、事前ミーティングの回数を最低限にすることが挙げられました。また、イベント当日にどのような作業が必要で、最低何人の人員が必要となるかも話し合われました。
「女子学生のための哲学研究者ウィンタースクール」で出された質問をもとに、今後のテーマの候補を挙げました。
次回のイベントは、3月下旬ごろに、2時間程度の短いイベントを3日程度行うことに決定しました。
将来的には、本取り組みの成果を男性と共有することを目指すことを、オーガナイザー間で確認しました。そのためのきっかけとして、研究会における「男性の生きづらさ」について匿名のアンケートを取ることや、男性研究者の育児の負担や育休の取りにくさについて講演会を行うという提案がなされました。
イベントで使用するZoomのURLを周知する場として、Slack上のチャンネル“WOMEN: WOVEN”を活用することに決定しました。
「女子学生のための哲学研究者ウィンタースクール」の報告
12月19日(土)に、WOMEN: WOVENのローンチイベント「女子学生のための哲学研究者ウィンタースクール」が開催されました。登壇者の秀島真琴さん(ヘルマン・コーヘン研究)、槇野沙央理さん(ウィトゲンシュタイン研究)、八幡さくらさん(シェリングの芸術哲学研究)から、それぞれ、自身のこれまでの研究を一人の女性研究者として振り返るご発表をしていただきました。約30分ごとのご発表ごとに質疑応答の時間が設けられ、それぞれの登壇者に対し、研究内容という観点から、あるいは、ジェンダー的、キャリア形成的観点からたくさんの質問が寄せられました。最後の「みんなで話そう!」の時間では、登壇者の発表内容にとどまらないさまざまな質問が寄せられました。
秀島真琴さんは、ヘルマン・コーエン研究とみなとホールディングスでの活動を通じて、他者とともに生きるあり方を考えるというご自身の課題に包括的に取り組むご自身の実践についてお話しくださいました。
槇野沙央理さんは、ウィトゲンシュタイン研究における女性というテーマで、これまで女性に押し付けられてきた枠を浮かび上がらせつつも、他者の人生の単純化に争うことが重要だと述べられました。一人一人の女性の人生を見てとることで、自身が一人の人間として感じているリアリティをも尊重できるようになるのではないか、という期待を示しました。
八幡さくらさんは、これまでのシェリングの芸術哲学研究や哲学対話などの実践的活動を振り返られたうえで、「間」を意識することで枠組みに囚われない自分自身のスタイルを確立することの大切さをお話しくださいました。
当日にいただいた質問を参考として、今後のイベントでは、大学院進学・キャリア形成・セクシャルハラスメント対策・ミソジニーやミサンドリーといったジェンダー問題・生理など女性の身体に関わる事柄・女性固有の役割とされてきた家事やケアの問題などを順に取り上げていきたいと思います。